障害者手帳の医療費助成が一番手厚いのは愛知県だと思う

こんにちは。発達障害持ちで精神保健福祉手帳(障害者手帳)2級持ちのユウキ(@yu_ki_no313)です。

障害者手帳を精神で持っていても、ほとんどメリットが無い…むしろ後ろめたいという気持ちからデメリットが目立ち、取得をためらってしまう方も多いと思います。

僕もその一人で、精神科に通院し始めてから手帳取得まで3年くらいかかりました。

しかし、手厚い地方では精神科の通院医療費助成(自治体によっては一般の疾患医療費助成や入院費の助成)があるのをご存知でしょうか。

どんな医療費助成があるのか?適用条件は?などを一部まとめましたので見ていきましょう。

スポンサーリンク

医療費助成が一番手厚いのは愛知県

愛知県には政令指定都市の名古屋市を含め38の市、7つの郡、14の町、2つの村がありますが、すべてで精神保健福祉手帳を持っている人向けの医療費助成が行われています。

自治体によっては、自立支援医療制度受給者も対象の場合も。

出典市町村の精神障害者医療費助成制度一覧 | 愛知県精神保健福祉センター(PDFが開きます)

助成は3級が対象外の自治体が多いのですが、例えば、清須市・愛西市・飛島村この3つは1~3級まで、精神科から一般の通院・入院費も助成するということです。驚き。

名古屋市も2級からではあるものの一般の通院・入院費助成対象。

調べてみて、ここまで手厚いとは正直かなりの衝撃でした。

そのほかの都道府県でも障害者手帳を持っている人に医療費助成がないか調べてみました。

奈良県では平成29年度から全市町村で医療費助成あり

奈良県も愛知県に次いで手厚い助成制度を実施しています。

3級は対象外なのですが、平成29年度から全市町村で一般の通院、入院も助成します。

1医療機関あたり月額500円、入院については1000円自己負担が発生しますがメリットのほうが大きいでしょう。

精神科に通院の場合は、自立支援医療制度の自己負担分を一旦払い、後から自己負担分から500円引いた額が戻ってくる仕組みのようです。

参考奈良県精神障害者医療費助成事業について/奈良県公式ホームページ

沖縄県では自立支援医療制度の自己負担分が助成される

沖縄県では、日本復帰の特別措置法のため精神科の通院で発生する自立支援医療制度の自己負担分がゼロとなります。なお訪問看護は対象外。

参考精神障害者医療費特別公費負担について/沖縄県

入院や一般診療科の助成は見つけることができませんでしたが、手帳を持っていなくてもOKなのがありがたいですね。

その他の地域では?

兵庫県

丹波市

1~3級まで医療費助成あり。一般外来・入院・自立支援分それぞれの1/2が助成されます。

低所得者は医療機関ごとに1日400円、入院は月1600円、の自己負担上限額が設けられています。それ以外の所得者は1日600円、入院月2400円です。
参考精神障害者医療費助成制度 – 丹波市ホームページ

西宮市

低所得者は医療機関ごとに1日400円、入院は月1600円、それ以外の所得者は1日600円、入院月2400円を自己負担意外を助成する制度があります。

2級までが対象で、精神通院は対象外。(自立支援医療でカバーしてくださいということだと思います)
参考障害者医療費助成制度 | こどもの健康 | 子育て | くらしの情報 | 西宮市ホームページ

加古川市

2級までが対象で、西宮市とほとんど同じです。
参考障害者医療費助成制度/加古川市ホームページ

岐阜県

川辺町、大垣町どちらも1~2級が対象です。川辺町は一般診療も対象かは不明ですが、大垣町は一般診療も助成対象です。
参考重度心身障がい者医療費助成制度について | 川辺町ホームページ
参考心身障害者医療費助成制度 | 大垣市

神奈川県座間市

神奈川県の座間市では、1~2級で自立支援医療制度を受給している人を対象に精神科の通院のみ医療費助成を行っています。
参考精神通院費助成 | 座間市ホームページ

神奈川県相模原市

読者の方から情報提供いただきました。ありがとうございます!

相模原市では、精神障害者保健福祉手帳1・2級を所持していると、「重度障害者医療費助成」の対象となり、医療証が発行され、保険診療分の医療費が免除になります。

医療費の分類ではありませんが、「重度障害者等福祉手当」というものも存在し、精神障害者保健福祉手帳1・2級なら毎月5000円、3級なら3000円の手当を受け取ることができます。

また、1・2級の方は福祉タクシー券とガソリン代を選択して支給してもらえるありがたい制度もあります。

まだまだ範囲は広くはないが支援は広がってきた

愛知県・奈良県の例を見ると、行政の精神障害を持っている人のための助成への意識は高まっているのではないかと思いました。ただ、まだまだ地域差がある感じは否めませんね。少しずつ広がってくれるといいのですが。

ここに紹介しきれなかった医療費助成制度もまだまだあるかもしれません。この類の制度は役所で教えてもらえないこともありますので、手帳を取得したら窓口で聞いてみましょう。

これまで執筆した体験談・解説はサイトマップをご覧ください。

スポンサーリンク

フォローする

コメントをどうぞ

  1. みゆ より:

    こんにちは。
    初めてコメントさせていただく、みゆと言うものです。いつもためになる記事ばかりで、とても勉強になっています。
    私は、アスペルガー症候群、パニック障害、うつ病と診断されていて、精神障害者保健福祉手帳の2級を持っていて、障害基礎年金の2級受給しています。今月の頭までは就労(一般就労)していましたが、上司からの障害を理由とする嫌がらせを受け、うつ状態がひどくなり、退職せざるを得なくなりました。なので、現在は無職です。

    この記事には載っていなかったので、コメントさせていただきました。
    私の住む相模原市では、精神の手帳2級から、重度障害者の医療証をもらうことができます。精神科通院だけでなく、一般の病院の保険適応の医療費は、全くかかりません。県外で受診した場合も、申請をすれば全額戻ってきます。
    また、2級ですと、市から月に5000円の助成金を受けとることができます。さらに、タクシー券(1ヶ月3000円分)または、ガソリン券(1ヶ月2000円だったと思います)をもらうことができます。
    私は、以前は横浜市に住んでいたのですが、結婚して新居を決める際、調べると、相模原市はとても手厚い制度を受けることができるとわかり、相模原市に住むことに決めました。精神障害でここまで手厚い自治体はなかなかないのではないかと思います。

    という、私のことを書いてしまって申し訳ありません。
    参考になればと思ってコメントさせていただきました。
    これからも、ブログを応援しています!

  2. yu-ki より:

    みゆさん
    コメントと、貴重な情報、ありがとうございます。
    お返事が遅くなり、申し訳ありません。

    情報をもとに、記事を加筆させていただきました。
    相模原市の制度はかなり手厚く、おどろきました!
    ほかの自治体もこうなるといいのですが。