障害者手帳のデメリット。「お役所公認メンヘラ」と言われてしまった

こんにちは。発達障害でアスペルガー、ADHD持ちのユウキ(@yu_ki_no313)です。

今日は、障害者手帳のメリット、デメリットについてお話しようかと思います。

取得を迷われている方、「自分が障害者になる」ということに抵抗を感じていることでしょう。僕もそうでした。

主治医にもすごく言い出しにくくて。障害者雇用で働くって決めたときにようやく踏ん切りがつき、初通院から手帳取得まで3年くらいはかかりました。

手帳にはメリットしかないよ!と言う方もいますが、僕はそうとは思いません。

デメリットも当然あると思います。取得を迷われている方は良く考えて見てくださいね。

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障害者手帳(精神)ってなに?

障害者手帳(精神)は、正式名称は精神障害者保健福祉手帳と言います。

精神疾患(神経症、発達障害を含む)の人を対象としており、基準は「日常生活、または社会生活に制約が生じる人」となっています。

一番重いのが1級、その次が2級、一番軽いのが3級で、この3等級しかありません。

審査は各自治体で行われ、主に主治医による診断書が判断材料となります。

障害者手帳を取得することのメリット

  • 住民税(1級は30万円、2~3級は26万円)・所得税(1級は40万円、2~3級は27万円)の障害者控除が受けられる
     
  • 少額貯蓄非課税制度(マル優)が受けられる(350万円まで)
     
  • 相続税の非課税(85歳になるまでの年齢×10万円≪1級の場合は20万円≫)
     
  • 贈与税の非課税(2~3級までは3000万円、1級は6000万円)
     
  • 都営・市営住宅などへの優先入居や、倍率が高くなる制度
     
  • 電話番号案内(104)が無料に(要申し込み)
     
  • 地域によっては精神科にかかる医療費、一般の医療費、入院費まで免除
障害者手帳の医療費助成が一番手厚いのは愛知県だと思う
障害者手帳で医療費助成があるのをご存知でしたか?一番手厚いのは愛知県。その他の地域も調べてみました。
  • 2級から生活保護費に加算がされる
     
  • NHK受信料の免除(手帳を持っている人が世帯におり、世帯全員が住民税非課税の場合のみ)、または半額免除(1級の人が世帯主の場合のみ)
     
  • 障害者雇用枠で働くことができる
     
  • 失業給付の期間が300日程度に延長される(勤続1年以上の場合)
 被保険者であった期間
1年未満1年以上
離職時年齢45歳未満150日300日
45歳以上150日360日
65歳未満

 

出典ハローワークインターネットサービス – 失業された方からのご質問(失業後の生活に関する情報)

  • 携帯電話料金の割引
     
  • その他公共施設の割引(国立公園や博物館だと付き添い1名まで入場無料が多い)
     
  • 映画が割引で1000円で鑑賞可
     
  • その他地域によっては:水道光熱費の減免、福祉タクシー券の交付、駐輪場や駐車場の割引

障害者手帳を取得して痛感したデメリット

障害者手帳を取得したことを、僕は家族で母と配偶者にしか打ち明けていません。

最初は特に何も言われなかったのですが、後になって配偶者から「やっぱり障害者手帳を取ったって言われたときはショックだった、ユウキは『お役所公認のメンヘラ』になってしまったと思うと複雑だった」と言われてしまったのです。

もちろん、事前相談も無しに手帳を取得したわけではありません。きちんと相談をしたうえで取得したと思っていました。

しかし、配偶者は「そこまで簡単に手帳が取れるものとは思ってなかった」そうなんです。

僕は「お役所公認のメンヘラ」と言われたことにかなりの衝撃を受け、パニック状態になり錯乱状態となり喧嘩どころか家が荒れに荒れました。

僕は人にパンチをするより自分をパンチしたくなる人間なので、ひたすら自分の頭にパンチをしていた記憶があります。というかあんまりこの時の記憶が無い…。

この後「お役所公認のメンヘラ」と言われたことに関しては何度も謝罪を受けましたが、まだわだかまりは残ったままです。

でも、今こうして考えると「お役所公認のメンヘラ」っていうのはある意味事実なんです。世間はそういう目で見るってことです。精神障害者になる、それを掲示して割引を受けるっていうことは、それを覚悟しなきゃならないってことなんです。

障害者である家族を背負わせるっていうことなんです。…これを考えると、パートナーには申し訳ないことをしました。

僕の障害者としての人生を背負わせてしまっているんです。

精神障害者への差別。偏見。それは確かにあります。

偏見は少しずつ変えていかなくちゃならない。でも完全になくなることは無いでしょう。

悲しいですが、”配偶者にお役所公認メンヘラ”と言わせた社会が憎らしいです。

世知辛い世の中でも生き延びていかなきゃならないから手帳を取ったというジレンマ。

難しいです。これから手帳を取る方には、気軽に取得して欲しくないと僕は思います。くれぐれもよく家族と相談するか、家族には隠し通すか…よく考えてください。

障害者手帳のメリット・デメリットまとめ

メリットはたくさんあります。働き始めて税金がかなり控除されるのを見て手帳取ってて良かったー。と思いました。

でも、家族に色々なものを背負わせてしまいました。申し訳ない気持ちと、手帳を取得しないと生きていけなかった自分の現実と今でも葛藤しています。

「障害者である自分と向き合うことになる」これがデメリットと言えるでしょう。

とは言え、家族が気にしないところであればメリットのほうが上回るでしょう。取得を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

以上、障害者手帳のメリット・デメリットでした。

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