障害年金の申請の流れ、手順を申請者が分かりやすく解説

こんにちは。障害基礎年金2級を発達障害で受給中のユウキです。

運良く自力で申請をし、受給できることになりました。

これまで詳細に手順ごとに解説してきましたが、今回はこの1記事で申請流れをつかみたい人向けの簡潔バージョンです。

申請の流れは以下の通りです。フローが多くて気が遠くなるかもしれませんが、これ以上簡単にはできませんでした(笑)

障害年金申請の流れ

1フローごと、解説していきます。解説をフローごとに読み飛ばしたい方は↓の目次から流し読みしてください。

この記事は簡潔にまとめるため、障害認定日・初診日の例外説明を省いています。事細かに知りたい方はサイトマップへ。
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申請の前に「障害年金ガイド」に目を通そう

障害年金のことが分かりやすく解説されているPDFパンフレットです。受給要件、受給資格についても詳しく載っています。

参考年金の給付に関すること | 日本年金機構

上記リンクの”障害年金ガイド(平成29年度版)”のパンフレットを見てください。

初診日・障害認定日を確認しよう

障害認定日の考え方

初診日を確認しましょう。初診日は、「病気や障害の原因となったことで初めて医療機関にかかった日」です。

精神障害の場合、精神的な症状の不眠や胃痛で内科にかかった場合も、内科が初診になるので注意しましょう。初診日が確定していないと、申請しても即却下が殆どですので注意を。

障害認定日は、初診日から1年6か月が経った日のことを言います。2010年3月20日が初診の場合、2011年9月20日が障害認定日となります。

受給要件の確認しよう

初診日を確認できたら、ねんきんダイヤルに電話をするか、各区市町村役所の国民年金課(基礎)、年金事務所(基礎、厚生)の窓口で受給要件を満たしているか教えてもらえます。

受給要件を満たしていたら、晴れて次のステップに進むことができます。

参考障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法 | 日本年金機構

申請書類をもらって、確認しよう

受給要件を満たしていたら申請書類を貰うことができると思います。

きちんと書類が揃っているか確認してください。認定日請求(遡及)をする方は書類が不足していることがたびたびあります。

参考年金の給付に関すること | 日本年金機構

上記リンクの”障害基礎年金の請求手続きをされる方へ”、”障害厚生年金の請求手続きのご案内”から必要書類の一覧を見ることができます。

受診状況等証明書の取り寄せ

受診状況等証明書の見本

初診日を証明するために、「受診状況等証明書」を初診の病院から取り寄せます。

この書類は後から作成する診断書や病歴・就労状況等申立書の整合性にかかわってくるので、間違いがないか、カルテに基づいて作成されたものか、しっかりと確認しましょう。

参考受診状況等証明書を提出しようとするとき | 日本年金機構

病歴・就労状況等申立書の下書き

病歴・就労状況等申立書の下書きをしていきます。

精神障害の方は発症から、発達障害の方は生まれたときから自分の年表を書く感覚です。

3~5年ごとに区切り、間を空けずに日常生活の状態、病気の状態をできるだけ詳しく、どれだけ影響が出ていたか恥ずかしがらずに洗い出していきます。

PCで書いても、紙に直接書いてもどちらでも構いません。

どちらが審査に有利ということはありません。

病歴・就労状況等申立書の清書(表面)

病歴・就労状況等申立書の見本

下書きに沿って用紙(ファイル)に書いていきます。

気を付けることは記入上の注意に書いてありますが、おおむね下書きと同じです。

日常生活の状態、病気の状態をできるだけ詳しく、そしてどれくらい影響が出ていたか?恥ずかしがらずに書くことです。

通院していなかった期間があっても間を空けてはいけません。その間何をしていたか書きます。

裏面は診断書との整合性があるので、後回しにします。

参考病歴・就労状況等申立書を提出しようとするとき | 日本年金機構

障害認定日の診断書を依頼(認定日請求のみ)

障害認定日の診断書を取り寄せます。

認定日と初診日の病院が一緒なら問題ないのですが、違うのならば、受診状況等証明書のコピーを持っていくとスムーズです。

自分の病状を事細かに訴えたい場合は病歴・就労状況等申立書(表面)のコピー、A41枚程度にまとめた自分の当時の生活状況のメモなどを持参すると良いでしょう。

障害認定日の診断書を受け取り・確認(認定日請求のみ)

受け取ったらその場で持ち帰らずに必ず病院内で確認するようにしてください。

肝心の個人情報が間違っていないか、認定日以後3か月以内の状態が書かれているか、印が捺されているかなどたったひとつの小さな間違いでも役所は受け付けてくれないことがあります。

間違いがあった場合言い出しにくいのですが、丁重に修正お願いしましょう。

障害給付請求事由確認書の記入(認定日請求のみ)

障害給付請求事由確認書の見本

障害給付請求事由確認書という「認定日請求が却下された場合は事後重症請求として審査してください」という確認書に同意し署名します。

これに署名しないと、認定日請求が却下されたら「それで終わり」となり事後重症として審査してもらえませんのでご注意を!簡単な書類なので、手が空いたときにでもやるといいでしょう。

現状の診断書の取り寄せ

現状の診断書を取り寄せます。ここで注意すべきなのが、現状の診断書は申請日(窓口に持っていく日)から3か月以内に作成された書類でなければいけません。

ある程度書類が完成してから取り寄せるようにしてください。

現在の病院と認定日時点の病院、初診日の病院が一緒なら問題ないのですが、違うのならば、受診状況等証明書のコピー、認定日時点の病院の診断書を持っていくとスムーズです。

自分の病状を事細かに訴えたい場合は病歴・就労状況等申立書(表面)のコピー、A41枚程度にまとめた自分の当時の生活状況のメモなどを持参すると良いでしょう。

現状の診断書の受け取り・見直し

受け取ったら、必ず確認するようにしてください。

肝心の個人情報が間違っていないか、就労状況が間違っていないか、印が捺されているかなど。

たったひとつの小さな間違いでも役所は受け付けてくれないことがありますし、審査にかかわるところだと大変です。

間違いがあった場合主治医との関係を気にするあまり言い出しにくいのですが、ここは受給を左右する場面なので勇気を出して言うしかありません。

主治医に直接言うのが難しければ、病院の事務員さんに言うのもOKです。

年金請求書の記入

参考年金の給付に関すること | 日本年金機構

↑のページから、障害基礎年金は「障害基礎年金の請求手続きをされる方へ」の「パンフレットを見る」をクリック、障害厚生年金も同じように「障害厚生年金の請求手続きをされる方へ」クリックで年金請求書の記入例のPDFが開きます。

基本的には記入例に沿って書いていけばOKです。

年金加入経過の記録を自分で洗い出して書かなければならなかったり、住民票コード(任意)を住民票を取り寄せて書いたり、自分名義の口座が無ければ開設しておかなければなりません。

記入例に沿えば簡単ですが、ある程度準備が必要な書類です。

病歴・就労状況等申立書の清書(裏面)

病歴・就労状況等申立書の見本(裏面)後回しにしていた病歴・就労状況等申立書の裏面を清書します。これまで表面で書いてきたことと整合性が取れるように認定日時点・現状それぞれ書きましょう。

日常生活がどれだけできていたか4段階で書くところは、主治医の診断書の「日常生活能力の判定」の4段階と似ているので、あまりにもかけ離れた所に〇をしないようにしましょう。

選択式ではなく記述式のところは表面と同じで、できるだけ日常生活の状態、病気の状態をできるだけ詳しく、そしてどれくらい影響が出ていたか?恥ずかしがらずに書きましょう。

申請書類の最終確認

申請書類の間違いがないか最終確認します。主に確認するのは印鑑忘れや病名/初診日/発病日の整合性が取れているかなどです。

最後に絶対に忘れてはいけないのは全ての書類のコピーです!

このコピーを忘れていると、もし不支給になったときの不服申し立て→審査請求→再審査請求と進むときに資料が何も無いので手出しができません。また、更新時の目安にすることもできなくなります。

申請に住民票・戸籍謄本・所得証明書(非課税証明書)などが必要な方も取得しておくのを忘れずに。

年金事務所などに提出し、結果まで待つ

年金事務所(厚生・基礎)、区市町村役所の国民年金課(基礎)で完成した申請書類を提出しに行きます。この提出に行く前に、できるだけ予約が可能な場合は予約してから行きましょう

人によりますが僕は職員の方の最終チェック、結果待ちの説明に60分くらい時間がかかりました。あまり時間が無い方は注意してくださいね。

障害基礎年金の場合は早くて2か月、遅くても3か月で結果が来ます。

厚生は大体6か月かかることがほとんどのようです。結果までとても長いですし郵便ポストを見るたびにビクビクしてしまうのですが、何とか気を確かに待ちましょう。

申請はややこしいが、時間をかければ自力でできる

自力の申請は時間がかかります。最低でも3か月、長くて半年くらいはかかると見ておいたほうが良いでしょう。

病気・障害を抱える者にとっては全然優しくない事務手続きの嵐で、何度も挫けそうになりました。

「年金をいただく」という立場である以上、クレームを言ったりはせず必死に頑張りました。

時間をかければ自力でもできますが、自分の体調と相談して無理ならば代筆なり、社労士に頼むことは必要です。

無理をしない程度にやっていきましょう。

これまで執筆した体験談/解説はサイトマップをご覧ください。

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