障害年金、平成29年度はいくらもらえる?0.1%の減額になりました

こんにちは、発達障害で障害基礎年金2級受給中のユウキです。

2017年1月に公表されていた資料なので、ニュースと言うのには程遠い話ですが、大事な話なので自分のためにも覚書としておきます。

平成29年度4月から年金額が減額されます。つまり、障害基礎年金、障害厚生年金も減額となります。減額幅は0.1%です。

年金の振込は2か月分まとめて行われているので、実際に減額された金額が振り込まれるのは6月からになります。

障害基礎年金は2級子の加算無しで年額780,100円→779,300円(月額64,941円)になります。

年金の支給金額はどのように行われているのか?ちょっと難しいんですが説明していきます。

参考平成29年度の年金額改定について|厚生労働省

参考障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法|日本年金機構

スポンサーリンク

平成29年度の障害年金はいくら?

平成29年度の障害基礎年金の支給金額は以下の通りとなります。心配していたほどの減額とはならないようですね。

少なくなるのは確かですが。

平成29年度障害基礎年金の額
 年額前年度比(子の加算が無い場合)
障害基礎年金1級974,125円+子の加算-1,000
障害基礎年金2級779,300円+子の加算-800

平成29年度の障害厚生年金の支給金額は、配偶者の有無や働いていた時の給与実績、年金加入実績などによって金額が千差万別なので、不確実な情報を載せない方が良いと判断しました。

のちほど平成28年度に貰っていた金額に応じた計算式を用意しています。

年金額の改定方式は?

ここから少し難しくなってくるので、読み飛ばしてもOKです。

年金額は前年の「物価変動率」「名目手取り賃金変動率」両方を算定してそれを比べます。

両方ともマイナスの結果となった場合、マイナス幅が小さい方の変動率に年金額の変動を合わせる、ということになっているのです。

今回は物価変動率が-0.1%、名目手取り賃金変動率が-1.1%という結果だったので、年金額が物価変動率の-0.1%と同じ割合減額された、ということになるわけです。

※「マクロ経済スライド」という指標もあります。これは少々難しいのです。今まで物価変動率と賃金変動率が両方ともマイナスの場合はこれが考慮されてきませんでしたが、今後も両方マイナスの年に適用はしない替わりに、景気が良く物価も賃金も上昇した場合などにキャリーオーバー式に繰り越すようにする(平成30年)方式に変更されました。

こちらのHPに分かりやすく解説してあります。

こんにちは、らくからちゃです。 アメリカの大統領選や、韓国の大統領不正関与問題など、海外の話題におされて随分扱いが小さくなってしまっていましたが、我々の生活にも影響する『国民年金法等改定案』が衆院厚生労働委員会にて強行採決されました。 強行採決に至った背景として、年金額が大きく減る可能性があり、民進党からは『年金カット...

年金の計算方法は?

以下の通りに計算すると計算できます。

前年度の年金額×(100%-0.1%)または前年度の年金額×(1-0.001)≒今年度の年金額(50円未満切り捨て)

障害厚生年金も、前年度の振込決定通知書などを参考に、今年度はいくらもらえるのか計算してみてください。

算定方式の法律改正がありました

ご存知の方も多いかもしれませんが、昨年「年金カット法案」と一部で話題になった「年金改革法」が成立しました。それによって、平成33年から以下の方式が適用されます。

今までは「物価変動率と賃金変動率が両方ともマイナスの場合、マイナス幅が小さい方に合わせる」というのが鉄則でした。

平成33年から、「物価変動率が賃金変動率を上回る場合、賃金変動率が例えマイナスでも、賃金変動率のほうに合わせる」ということになりました。

参考年金改革法(平成28年法律第114号)が成立しました|厚生労働省

例えば:

(例)物価変動率が+1%、賃金変動率が-0.5%だったら… これまでは1-0.5=0.5%ぶん年金支給額が上がっていました。しかし平成33年からは賃金変動率に合わせて-0.5%年金支給額が下がることになります。

ひとくちに負担増とも言えない

年金が減ってしまうので、「負担が増える!」と思ってしまうのも当然ですよね。

僕も最初はそうでした。でも良く読んでみると、「国民年金保険料の金額」が平成29年に法律で定められた当時の物価水準の上限(16,900円)に到達し、平成29年度の国民年金保険料は16,490円となります。

これからは国民年金保険料は16,490円以上にはなりません。

これから賃金変動率により改定されていきます。

賃金変動率がマイナスだったら国民年金保険料はマイナスになります。

実際、平成30年には月額16,340 円(平成29 年度から-150 円)になることが決まっています。

これからの障害年金の金額はどうなる?

さて、これからの障害年金の金額はどうなるのでしょうか。

  • 毎年度の物価変動率と賃金変動率による見直しが行われる
     
  • 賃金変動率のマイナス幅が物価変動率よりも大きい場合も、賃金変動率に合わせて支給額が改定される(平成33年から)
     
  • マクロ経済スライドが平成30年から常時発動
     
  • 国民年金保険料は平成29年の16,490円から上がらない

いかがでしたでしょうか。

少々障害年金にかかわらず年金の支給額をとりまく環境は厳しいかもしれませんね。ただ、将来の年金を後世に残していくためにも今の改革は必要なことなのででしょう。

少しずつできるところから節約を頑張ろう!と思った小生でした。

これまで執筆した体験談/解説はサイトマップをご覧ください。

スポンサーリンク

フォローする