発達障害者はゲーム依存になりやすい?ネトゲ廃人から抜け出せた理由

こんにちは。発達障害でアスペルガー、ADHDのユウキ(@yu_ki_no313)です。

昨日は久しぶりにテレビゲームをしました。「マリオカート8DX」という好きなゲームシリーズの発売日だったからです。2時間くらいでちょっと疲れてしまって、やめたのですが。

そのときふと、自分が数年前までネトゲ廃人であったことを思い出しました。

ネトゲ廃人には発達障害者が多いのではと言われています。

僕はどうやってネトゲ廃人から抜け出せたのでしょうか。また、ネトゲ廃人の家族にはどう接したら良いのでしょう?

スポンサーリンク

僕がネトゲ廃人だった時期

僕がネトゲ廃人だった時期は、2012年夏~2013年後半あたりまでです。

ちょうどドラゴンクエスト10というMMORPG(ネットワーク対戦型のロールプレイングゲーム)と、とびだせどうぶつの森が流行し始めた時期でした。

もともとドラゴンクエストシリーズが好きなので、ネトゲが好きだったというよりかは、ドラクエが好きだからという理由でネトゲを始めました。

ドラクエ10は月額1000円という課金制で、課金すればするほど強くなるという仕様ではなかったので、それほど金銭的な痛手は無かったのが救いです。

メンタルに不調をきたし、大学を正式に休むようになった時期で暇でした。総プレイ時間は約1500時間でした。

ネトゲをしているときの気持ち・状態

  • 将来のことを考えなければいけないが、自分ではどうしようもできないという気持ちが葛藤している状態
     
  • チャットでやり取りをする世界なので、交友関係が狭い者としては友達ができたみたいで毎日ログインするのが楽しかった
     
  • 途中でPT(一緒に組んでいるチーム)を抜けると迷惑がかかるので、なかなか「抜ける、落ちる(ゲームを一旦やめる)」と言いづらい。しかも僧侶というPTに無くてはならない回復役だったので抜けづらかった
     
  • ある程度やり込むと、強いボスに挑戦できるようになり、報酬も豪華になる。すると、色んな人からPTに誘われるようになり、期待に応えようとどんどん強くなるためにレベル上げやお金集めに時間を費やすようになる。そしてまた強いボスに行けるようになるという悪循環

ネトゲをはじめた最初のころはとても楽しかったのですが、だんだん「強くならなければならない」という義務感のようなものでだんだんプレイするようになってきていました。

強いボスを倒せるという気持ちよさはなかなか頭の中から離れず、どんどんのめり込んでいきました。

ゲーム廃人に発達障害者が多い理由(仮説)

注意科学的に「ゲーム廃人に発達障害者が多い」・「発達障害者はゲーム中毒になりやすい」という立証はされていません。あくまで僕の考えであるという点にご留意ください。

  • 1つのことに集中してとことんやる人が多い
     
  • 表情の読み取りよりも、文字でのやりとりがストレスなく行える
     
  • 過集中(周りや自分の疲れが見えなくなるほど、普通の人より脳が集中しまう状態のこと)でゲームにものすごくのめり込みやすい。しかしゲームの後にどっと疲れてしまい、朝起きられず昼夜逆転する…という悪循環に陥る。

ネトゲ廃人は昼夜逆転している人がとても多いです。多くが深夜2~4時までプレイしていて、お昼頃に起きています。

なぜ僕がゲーム廃人から立ち直ったか

ゲーム廃人から「立ち直った」と言うと変なのですが、「ネトゲに飽きた」というのが立ち直れた大きな一番大きな理由です。

ネトゲは極めるとあとは「作業ゲーム」に近いものになっていきます。毎日ログインして、毎日同じ敵を倒して、お金を貯めて…という繰り返しです。このような繰り返しの毎日に、飽きていきました。

そして2つめの理由が「ネトゲの人間関係が疲れた」からです。

ネトゲは文字だけのやりとり、とお伝えしましたが、文字だけのやり取りだからこそ、色々なトラブルがあります。

実際の世界よりも情や礼儀を重んじる風潮があります。

最初のころは新鮮で良かったのですが、だんだん疲れてしまったのです。

ネトゲを辞める直前のころ、些細なことでのパートナーとの喧嘩が頻発していました。

相手が僕の廃人ぶりを見て、相手も心配して精神的につらい思いをしているのをここでやっと気づきました。

ちょうど大学に復学するために、地域の支援センターに通い始めた時期でもありました。

「勉強をまた頑張りたい」という新しい目標が、僕をネトゲから遠ざけてくれました。

ネトゲ廃人とどう接するか

頭ごなしに叱るのはNG

頭ごなしに「なんでネトゲ何かやってるの!今すぐやめなさい!」と叱ったり、ゲームを取り上げるのはNGです。

買うお金がない子どもなら良いのですが、大人ならまたゲームを自分でこっそり買えばいいだけなので効果はありません。

叱られるのも、「それくらい分かってる、でもどうしようもないんだ」という気持ちでいっぱいになります。

将来の話をするのもNG

「あんたゲームばっかりして将来の仕事どうするの?」と言うのもNGです。

ネトゲ廃人は意外にもきちんと自分の置かれた立場を理解しています。

このまま廃人を続ければ社会復帰が困難になるのも分かっていて、自分どうしようもできないのです。

普通に接してほしい

普通に接するというと、とても難しいことのように思えます。

毎日ゲームばかりしていて、昼夜逆転している人に普通に接することは想像もつかないでしょう。

例えば、毎日「今日のご飯は何が良い?」とか、起きてきたら何時でも「おはよう」と声をかける。

家族で出かけるときは「良かったら一緒に出掛ける?無理にとは言わないよ」と必ず誘う。(どうせ行かないでしょ、と誘わないのは余計に孤立させるのでダメです)これらの声かけが僕はありがたかったです。

本人が望めば通院や相談窓口を検討

ゲーム依存や引きこもりには医学的な治療や、専門的な相談が必要だと言われています。

実際僕も地域の支援センターや精神科での治療で救われたと言っても過言ではありません。

無理に本人を引っ張っていくのは良くありませんが、よく相談したうえで連れていくのなら問題ないでしょう。本人が行きたいと言えば同行して連れて行かなければなりません。

「精神科なんて怖い場所だから…」と躊躇している場合ではありません。(そもそも精神科ってそんなに怖い人居ないですし…)

ネトゲ廃人からどう抜け出すか

いきなりゲームをすっぱり辞めるのは難しいです。

少しずつ時間を決めて離れていくようにしましょう。毎日8時間やっていたのなら、タイマーで1日7時間にしていく。それを1週間続ける。無事に続いたら1日6時間にする…というのを繰り返します。

空いた時間を、別のネトゲ以外の趣味に充てるのがおすすめです。

PCでイラストを書くのでも良いですし、僕のようにブログや家事をやってもいいですし、運動も良いでしょう。

「趣味なんて何もない」という人でも、必ず何かネトゲ以外に興味のあることはあるはずです。

少しずつメモに書き出してみませんか?何かアイデアが浮かんでくるはずです。

ネトゲ以外の楽しいことが見つかったら、またそれに打ち込んでみましょう。できれば何か長期的な目標を立てて取り組めるとなおgoodです。

まとめ。ネトゲ廃人から抜け出すのは簡単ではない

僕がネトゲ廃人になった経緯・理由・抜け出した経緯をお伝えしました。

今は完全に昼夜逆転は治り、毎日朝6時、遅くても8時か9時には起きて夜は0時に寝る生活をしています。ゲームはやるとしても2時間くらいです。

今振り返ると、やはり「大学を卒業する」という大きな目標があったからこそ、自分の頑固さを活かしてネトゲ廃人から抜け出すことができたのではないかと思っています。

「大きな目標を持て!それに向かって進め!」と言うつもりはありません。

発達障害者であるからこそ、ネトゲにはまりやすいところも確かにあります。

ですが、その特性を発揮して別の趣味にまたパワーを注ぎ込むことも可能ですし、先ほど紹介した「タイマーで1時間ずつプレイ時間を減らしていく」方法は、ASDの人には時間の概念が可視化されるので楽なんです。

特性を良い方向に利用することを考えていきましょう。以上、「発達障害とネトゲ廃人について」でした。

これまで執筆した体験談・解説はサイトマップをご覧ください。

発達障害でもアルバイトはできる!僕でも続いたおすすめバイト3つ
発達障害はバイトが続かないと言われていますが、僕の場合例外もありました。探し方等をご紹介します。
スポンサーリンク

フォローする