「発達障害に見えない」と言われるとモヤモヤする理由

こんにちは。発達障害でASD/ADHD持ちのユウキです。

障害者雇用で働いているときによく言われたのが、「発達障害に見えない」・「精神障害があるように見えない」という言葉でした。

あなたも言われたことはありませんか?

言われたときにちょっとモヤッとしちゃったんですけど、何でこの言葉にモヤモヤするんでしょうか。

当事者視点で考えてみました。そして、言われたときの考え方の転換、カミングアウトについてもお話します。

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「発達障害に見えない」は理解してもらっていない気がする

発達障害を抱えながら、健常者に着いていくって大変ですよね。

  • 毎日タスクを忘れないように管理したり
  • 遅刻しそうになって慌てたり
  • 苦手なマルチタスクを頑張ってメモを取りながらこなしたり
  • 思ったことを単刀直入に言いすぎないように飲み込んだり
  • 薬を毎日欠かさず飲んだり通院したり
  • クローズで働いている人は、ばれないように必死になったり

日々障害と向き合いながら生活しています。

「それくらい、健常者もやってるよ!」という反論もありそうですが、発達障害は脳の機能障害なので、普通のことでも人によってはすごーく難しかったりするんです。

それを外見だけで、「発達障害があるようには見えないね。普通だよ」と言われてしまうと、「なんで?毎日こんなに頑張ってクタクタなのに…普通じゃないから発達障害なのに…分かってもらえないの?」と思ってしまうのも当然です。

発達障害をカミングアウトして、これを言われちゃったら悲しいですね。

言っている人に悪気はなく、むしろ誉め言葉の場合も

言っている人が「発達障害に見えない、だから頑張れ」というのは無茶な話ですが、「発達障害に見えない、見た目普通だね」くらいなら相手は悪気はなく、励ますつもりで言っていることのほうがほとんどです。

だって、見た目がハッキリ障害者と分かる人に「見るからに障害者ですね」って言いませんから。

「見た目が普通だね」と言うのは、それくらい健常者に溶け込むために頑張ってて、それが人からも認められているってことなんです。

あなたは頑張りすぎていませんか?

健常者に必死に溶け込もうと無理していませんか?

あまり頑張りすぎて特性を押し込めていると、つらくなってしまいますから、ほどほどに息抜きしてくださいね。

発達障害をカミングアウトするのは、良いこととは言えない

大人になってから発達障害と診断された方は、古くからの友人に「発達障害だった」ということを話したくなってしまうかもしれません。

話す人を選ばないと「発達障害には見えないね~」と軽く流されて悲しい思いをします。

カミングアウトするかどうかは、きちんと相手の人柄・障害に理解があるか等を見極めて決めましょう。

「そんなの分からない!」というくらいなら、いっそのこと話さないほうが良いと思います。

なぜなら、僕自身が「発達障害とカミングアウトして得をしたことがない」からです(苦笑)

「そうは見えないね、驚いた~」とか

「発達障害には見えないね~普通じゃん!」で終わってしまったんです。

「どんな発達障害なの?」と興味を持ってくれる人は誰一人いませんでした。

かと言って、発達障害は見えない障害ですから、「なんで理解してくれないの!」と怒るのもおかしいです。

健常者には分からなくて当然なわけで、「まぁ、そうだよな~」ともう諦めてしまいました。

なのでもう健常者に意味もなくカミングアウトすることはしていません。比較的親しい人でも。

モヤモヤは仕方ない。でも健常者に悪気はない。むしろあなたが頑張っている証拠

「発達障害には見えない」と言われてモヤモヤする話について考えてみました。

健常者は軽くこの発言をしがちですが、悪気があって言ってはいませんし「見た目は普通」ということは、「見た目は障害者に見えないほどあなたは頑張っているね」ということなんです。

それくらい頑張っているのですから、胸を張って良いんですよ!

頑張りすぎには注意してくださいね、僕は健常者なみに仕事をこなそうと無理をしたばかりに仕事が続かなかったので…

「発達障害者に見えない」と言うのは、必ずしもネガティブな言葉ではありませんから、言われてモヤモヤしたら、少し立ち止まって「これは褒め言葉かもしれない」と考え見てくださいね。

以上、発達障害に見えないと言われたときの対処法でした。

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