入院するなら知らないと損!高額療養費制度とは

こんにちは。発達障害でアスペルガー、ADHD持ちのユウキ(@yu_ki_no313)です。

僕は今まで2回入院を経験していますが、その時に助けられた制度が「高額療養費制度」でした。

これを知らないで入院していると10~20万くらい損してることもあるのに、意外と知らない人が多くてびっくりすることがあります。

今は状態が良くて入院する予定が無い方でも、いつ精神的な症状にかかわらず事故や病気で入院するかは分かりません。

この制度について知っておくと損はしませんよ~

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高額療養費制度とは?

高額療養費制度とは、決められた加入している健康保険の世帯ごとの1か月の自己負担限度額を超えた分を加入している健康保険の保険者が支給してくれる制度です。

協会けんぽに加入している自己負担限度額5万円の人がいるとします。

1か月の医療費が200万円かかると、健康保険で3割負担となり60万円になります。60-5=55万円分を協会けんぽを運営している全国健康保険協会が支給してくれて、自己負担は5万円で済む、ということになります。

平成23年あたりまではいったん窓口で支払ってからそのあと超過分が戻ってくる仕組みだったのですが、平成24年から現物給付(限度額までしか支払わなくていい)に変わりました。

入院するときだけに使えるわけではありません。外来で受診するときも使えますし、同じ世帯(同じ健康保険に加入している場合)で合算することもできます。

2年以内であれば、役所や組合に申請するとお金が戻ってきます。

高額療養費制度の自己負担限度額

自己負担限度額は以下の通りとなっています。(69歳以下の場合)

標準報酬月額自己負担限度額(世帯)
年収約1,160万円~
健保:83万円以上
国保:旧ただし書き所得901万円超
252,600円+(医療費-842,000)×1%
年収約770~約1,160万円
健保:53~79万円
国保:旧ただし書き所得600~900万円
167,400円+(医療費-558,000)×1%
年収約370~約770万円
健保:28~50万円
国保:旧ただし書き所得210~600万円
80,100円+(医療費-267,000)×1%
~年収約370万円
健保:26万円以下
国保:旧ただし書き所得210万円以下
57,600円
住民税非課税35,400円

引用○ 高額療養費制度を利用される皆さまへ(平成29年8月から平成30年7月診療分まで)(PDFが開きます)

※平成29年8月からの改正は70歳以上の人の自己負担限度額が変わるためのもので、69歳以下の人のぶんに変更点はありません。

※旧ただし書き所得とは、総所得などの合計から基礎控除33万円を控除した金額のことです。

「限度額適用認定証」を病院に掲示することで適用される

この「高額療養費制度」ですが、自分で協会けんぽなどに「限度額適用認定証」の発行を依頼し、それを受け取って、病院に掲示しないと適用はうけられません。

つまり、掲示しないとまるまる3割負担の入院費を払うことになります。通常は病院でも教えてもらえません。だから、知らない人がとても多いんです。

限度額適用認定証の取得の仕方とかかった医療費

僕が実際に取得した方法はこうでした。

1回目の入院の時は、国民健康保険加入。入院が事前に決まっていたので、役所の国民健康保険課へ行き、限度額適用認定証の発行を依頼。すぐに発行してもらえたので、入院時に掲示。18日間の入院が食費込み(個室なし)で9万5000円くらい。月またぎ無し。

2回目の入院は、健康保険組合加入。医療保護入院だったので突然。入院してから同居人に郵送での限度額適用認定証の発行申請を依頼しました。1週間ほどで発行してもらえたので、掲示。19日間の入院が3日間個室あり食費込みで9万8000円くらい。月またぎあり。

2回目のときのほうが条件が良くないのにそんなに医療費が高くついてないのは、1回目の入院のときが両親の国保の扶養家族扱いで、2回目が低所得区分の僕1人の世帯扱いだったからだと思います。

取得は、国保なら直接役所に出向いて発行、健康保険組合なら郵送で申請し返信用封筒にて発行してもらうのが主流のようです。郵送で完結できるほうが楽でいいですね。

入院中の食費などは対象外なので注意

デメリットなんて感じられないとてもありがたい制度なのですが、ひとつ注意点があります。それは、入院中の食費、先進医療の費用、差額ベッド代は支給対象外になることです。

もし入院費を抑えたいなら、差額ベッド代がかからない大部屋などを選ぶ必要があります。

短期入院は月をまたがない方が良い

1か月ごとに自己負担限度額が決まっているので、月またぎの入院をすると何となく損をした気分になります。(もちろん、自己負担限度額を超えて支給していただけるのなら得をしているのはありがたいんですが)

短期入院なら、月をまたがないほうが得をします。

高額療養費制度を利用するために知っておくべきこと

  • 教えてくれない高額療養費制度。「限度額適用認定証」を掲示して適用!
  • 国保なら役所で、健保なら組合ホームページで申請方法を確認。郵送でも可
  • 月またぎの入院は損をすることがある
  • 2年以内ならお金が戻ってくる
  • 食費や先進医療の費用は支給対象外なので注意を

いかがでしたでしょうか。知っている人なら当然の知識だとは思いますが、知らない人にとっては目には鱗の情報だったと思います。

今後入院の予定がある方は必ず「限度額適用認定証」を準備しておきましょう。窓口負担が軽くなります。

以上、高額な医療費を少しでも軽減するための情報でした。

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